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【林山建設】
・お名前:林山 正さん
・住所:山口県柳井市大字新庄1207
・電話番号:0820-23-8191
・調査年月日:2003/3/27 |
大工はサービス業
「100%満足の家」はまだまだ

自前の作業場で若者が修行中
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自らが建てた注文住宅全景
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山口県柳井市に入ると入母屋の家々が散在しているのが目に入ります。「年に4、5軒は建てています」ということですから、林山さんの手になるものかもしれません。
今年で70歳になる林山正さんは、現役の社長兼棟梁です。独立したのが40歳。「その位にならなければ誰も信用してくれません」という厳しい世界だと言います。
下小屋兼倉庫をのぞいて見ると、丸太や厚板等がいっぱい乾燥させてあり、若い職人さんが太い丸太の刻みに奮闘していました。木は1年先の分まで仕入れて在庫しているとのことですが、「こうした工務店も、今では私ともう1社になってしまいました」。
プレカット全盛の時代になっていますが、土台にクリ、床には桐、大黒柱は当たり前で、軒の桁にも見ごたえのある丸太を配するというこだわりの家にも、まだまだ根強いニーズがあります。お客様の殆どが同社が建てた家を見て注文して来るそうですが、その単価が坪50〜60万円と聞いて皆ビックリするそうです。総工費にすると3000〜3500万円程度なのに、建主が1億円で建てたと吹聴して、逆にビックリするという一幕もあったとか。
現場に看板も置かず宣伝は一切していませんが、仕事が切れないのは、やはり、建主に喜ばれる、見せる家づくりをしているからでしょう。例えば、玄関や台所は豪華に仕上げるほか、客間の床回りもデザインを考えて木を使い、家全体の姿もバランスに配慮しながら、軒先を瓦1枚分出して家が大きく見えるようにするなど、独自の工夫をこらしています。それでも、100%満足できる家はまだまだ、とも。「大工・工務店は、職人ではなく、サービス業でなければ」という言葉に、林山社長の自負を見てとれます。
「金もうけを先に考えるのでなく、仕事を本気でやれば金はついてくる」というのは、この道50年の実感でしょうが、36人の弟子を育てて8人独立させたものの、結局成功したのは1人というこの世界の厳しさも噛みしめています。
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