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こだわりは人一倍
すべての工程に目を光らせる

「住は聖職なり」を身上に・・・
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事務所に展示してある道具類
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「元気な工務店?いや体だけは元気だけど」と冗談めかして話す藤井登さん(藤井工務店代表)は今年65歳。古都・奈良の薬王寺の近くで親子3代にわたって木造建築に携わってきた棟梁です。社員を置かない、いわゆる一人親方ですが、県の建設業許可業者であり、(財)住宅保証機構の性能保証住宅登録工務店でもあります。
自ら職人をもって任じ、それだけに、得意とする木造建築に対するこだわりは人一倍で、地元産の吉野杉の天然骨材を乾燥させて、作業場兼資材置き場に寝かせています。社員がいないということは、建主との打ち合わせから始まって、見積り、設計、施工、請求書の作成等一切を1人で取り仕切るわけです。
設計は建てる人がやるもの、という藤井社長は、「全ての工程に目を光らせて、最後の仕上げまでできなければ本当の職人ではない」と言い切ります。
建主からすれば、親方である社長が隅々まで心を配り責任を持って引き渡してくれるのだから、これほど心強いことはありません。それが信頼につながり、年間平均3棟口コミで受注しています。すべてを1人で受け持つのですから、時々大型物件や条件の難しい建物の仕事が入るとそれだけで手一杯になります。
現在住んでいる自治会も昔は100戸程度だったのが、450戸にふくれ上がり、新しい住民の方が多くなっています。地元の業者とのつながりを持たない人々はハウスメーカーやよその業者が建てた家に住んでおり、これが30年もすると建替えの時期を迎えます。この将来の需要掘り起こしのために数年前から完成見学会やお客様感謝祭を催すようになりました。
3月30日に行った感謝祭では、フリーマーケットや木工教室などのイベントや準備に協力業者とその奥さんが大奮闘。6千枚のビラ配りで500人ものお客様が来場し、大盛況でした。親子2代で75年ものお付き合いのある大工もいるという、協力業者との堅い結束も同社の大きな強みといえるでしょう。
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