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【末松建築事務所】
・お名前:末松 一彦さん
・住所:三重県鈴鹿市道伯町2219
・電話番号:0593-78-0741
・調査年月日:2004/2/23 |
創業は明治初め
建具職人を自ら迎え入れ

自ら手がけた自慢の門
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自ら手がけた自慢の門
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新築住宅の内部
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末松建築事務所の創業は明治の初め。今年65歳になる末松一彦社長は3代目です。
2代目は宮大工で社寺建築の仕事が主でしたが、末松社長は、その伝統を引き継ぎつつ、住宅建築にも力を入れ、6人の弟子を育ててきました。
現在社員は6人で、社長と後継ぎとなる長男、それに大工3人と建具職人1人という陣容。これを見ても、大工の技術技能を高め、発揮することで、地域での信頼を得て来たことがうかがえます。自前の職人でこなせる範囲しか仕事を取らないことにしており、昨年の売上げは2億円強でした。
社員として建具職人がいるのが大きな特徴で、社長がその腕を見込んで自ら迎え入れました。造りつけの、オリジナルの建具がお客様に喜ばれ、口コミの一因にもなっています。もちろん経費がかからないので、地域の大手ビルダーと競合になっても単価では負けません。
木をふんだんに使った同社の住宅は、木造住宅コンクールで表彰されたこともあり、内覧会は必ずと言っていいほど開催するようにしているとのこと。今風の新しい住宅は長男が、在来工法の住宅は社長が担当するというすみ分けも出来ています。
長男が30歳になった時、「後は任せる」と公に発表し、4代目が誕生しました。社長の場合は小さい頃から母親に教育され、23歳の時に父から譲り受けました。その母は孫である長男にも大工になることを勧め、同社の伝統が引き継がれることになりました。
「銀行以外に借金はするな」「下請に支払いは残すな」は先代から守って来た戒めで、社長自身、つなぎ融資の原資を根抵当で確保していますが、こうした経営面のことも任せつつあります。
「苦労は若いうちにした方がいい」からとあまり口出ししないとのことでしたが、最近も、自らが担当して広壮な和風住宅を建てました。「この門はなかなかうまくできました」と語る横顔は「まだまだ若い者には負けない」と語っているようでした。
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