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【甲泰営建築株式会社】
・お名前:甲 清足さん
・住所:福井県坂井郡春江町井向17-20-3
・電話番号:0776-72-0950
・http://www.kinoe.jp
・調査年月日:2004/4/1 |
50歳で社長引退
いいもの安く大量仕入

事務所内には「商いの心」を掲示
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自社の新築住宅の「お披露目会 開催」のチラシなど・・・ |
「私は50歳になったら、社長を引退することにしているんです」。のっけからビックリするような発言がポンポン飛び出します。
中卒で京都に行き、大工のもとで丁雅奉公に入ってから早や34年。独立してから29年目にして、年間50〜60棟の住宅を建てるビルダーへと成長しました。
転機となったのはバブルの崩壊。ちょうど20周年を迎えた頃で、甲(きのえ)社長自らも大工として頑張り、年間10棟以上の住宅を建てていましたが、ハウスメーカーに比べ、地場の大工・工務店はガッツがあっても、なかなか力を発揮できないことを痛感していました。このまま、吸収されるよりは、ハウスメーカーにも勝てる工務店になりたい!
既にローコスト住宅について勉強しており、木造住宅の流れも変わりつつあることを感じていたので、この際50棟建てる工務店になる、という目標を立てました。
それからは、「県内では一番、全国を飛び回っている工務店」と言わしめるほど、スタッフを連れて各地を回り、勉強する中で、50棟の供給体制を整えて来ました。
住宅が「売れる」ために努力したのは、「中身を2ランク上げて価格を3ランク下げた」こと。そのためには、いいものを安く仕入れることに専念しました。いい製品があると聞けば、すぐに飛んで行きます。買い付ける時には1千万円単位で大量に仕入れます。
例えば、八寸八分の檜の大黒柱は数千本を在庫しており、「日本一檜を持っていると言う材木屋より多く持っているんですよ」と豪語します。
住宅の価格は、一律坪39・8万円を標榜、モデルハウスで発信していますが、粗利14%で十分に利益が出るとのこと。売上げの3〜4・5%を広告費と決め、新聞やテレビで宣伝しています。
50棟のうち約半分は分譲住宅であり、土地はデフレになって、社長が「命がけ」で買ったものです。
入社2年足らずの社員が50棟の管理をしていますが、全体を統括する社長は「年中無休」です。
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