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■ 長崎慰霊祭・つどい
(2011/8/17)




 ナガサキ、66回目の夏。建設長崎は8月8日、長崎県長崎市松山町「平和公園」に隣接する「建設労働者職人原爆殉難者慰霊不戦平和の塔」前で「被爆66周年建設労働者・職人原爆殉難者慰霊祭」を開催しました。「もう二度と核兵器を使わせない」「核と人類は共存できない」と慰霊の言葉を捧げ、恒久平和の尊さを世界に発信していくことを誓いました。

 27県連・組合、176人が参列した慰霊祭は、建設長崎・北村副委員長の開会のことばで始まり、原爆犠牲者に対して全員が黙祷を捧げました。
全建総連を代表して田村豪勇中央執行委員長が献花(花輪)祭壇へ捧げた=長崎慰霊祭
 代表献花では、全建総連を代表して田村中央執行委員長が、広島建労からは安元委員長、そして建設長崎からは相川委員長がそれぞれ花輪を供えました。

 27県連・組合から46カ所の名水が寄せられ、各組合代表者が献水を行いました。

 続いて、35県連・組合から14万3227羽の折鶴を献納。鶴に託した平和を犠牲者の元へ送り、祈りを捧げました。

 慰霊の言葉として、全建総連・田村委員長は次のように語りました。
地元長崎を代表して、建設長崎・相川哲男執行委員長が慰霊の言葉を原爆犠牲者へ送った
 「原爆は一瞬にして多くの命を奪い、生存者に後遺症の苦痛を与えた。この悲劇、過ちを二度と繰り返さないよう世界に伝えていくことが、被爆国の責務。しかし、東日本大震災では、原発が破壊され、『核』の恐ろしさをあらためて世界に知らしめることとなった。この恐ろしい『核』を、再び兵器として使用することがあってはならない。二度と核を使わせないという新たな決意を固める」。

 建設長崎・相川委員長も誓いを立てました。

 「何の罪もない乳幼児やお年寄りも、強烈な熱線や放射線で一瞬にして亡くなった。今なお後遺症に悩み苦しみ、生涯闘病生活に耐え続けなければならない被爆者もいる。アメリカのオバマ大統領は、核兵器なき世界を標榜する一方で、核性能実験を実施している。被爆国として断じて容認できない。東日本大震災では、内部被曝や低線量被曝など健康不安が拭えない。私たちは『核』と人類は共存できないという一貫した立場で、長崎の地から世界に向けて、恒久平和を訴え続けたい」。

 最後に、参列者全員で一輪菊を献花し、原爆犠牲者の御霊に祈りを捧げました。



 長崎慰霊祭の後、全建総連は長崎市「ホテルニュー長崎」で「第25回原水爆禁止建設労働者・職人のつどい」を開催。24県連・組合から105人が参加し、平和運動と原水爆禁止の運動について講演を受け、平和の尊さを再確認しました。

 開会挨拶では古市書記長が、四半世紀の歴史を積み重ねた「つどい」開催に努力した諸先輩に御礼の言葉を述べ、東日本大震災で亡くなった組合員及び家族に対して全員で黙祷を捧げました。続いて、義援金、物資支援、ボランティア活動などの取り組み、福島原発事故による組合員の損害補償の要請を行う一方で「こうした状況下、つどいで学習を深めて新たな取り組みにつなげていきたい」と述べました。
長崎慰霊祭後、長崎市内で「つどい」を開催した
 主催者挨拶では、全建総連・田村委員長が東日本大震災での被災地支援で、物資や仮設住宅建設などの協力に感謝を述べました。また、福島原発事故で避難生活を強いられている組合員と家族の話に触れ、「国民の生活に多大な影響を及ぼしている。残念だが、日本はこの事故で『核』の恐ろしさを世界中に知らしめた」とその脅威を伝えた上で「核の不使用と、二度と戦争が起こらないよう、決意を新たにする」と平和を求めて訴えました。

 地元組合からの挨拶では、建設長崎・相川委員長が「前回の慰霊祭で、『ナガサキを最後の被爆地に』と述べたが、原発事故で『フクシマ』となってしまった。人や食料、畜産、漁業とあらゆる被曝の中、次代を担う子どもの健康が不安」と述べました。

講演した田中重仁弁護士「長崎からの訴え」を読み上げた松園俊輔さん(建設長崎青年部担当) 「平和運動と原水爆禁止の運動について」と題して、弁護士・田中重仁氏が講演。田中弁護士は主に@平和運動とのかかわり、Aヒロシマ市民が描いた原爆絵画展、B裁判員制度のねらい、C憲法改正問題、について話しました。特に、弁護士の立場から裁判員制度導入で「国民が統治客体意識から脱却し、社会的責任を負った統治主体」と述べ、裁判員制度に関わった国民が精神的苦痛を訴えている実態を紹介し、制度実施の反対を訴えました。

 「長崎からの訴え」に立った建設長崎青年部担当・松園俊輔さんは「今こそ人間と生存を相容れない『核』の利用と決別を」と核兵器全廃に向けて決意を語りました。

 閉会挨拶では、林書記次長が「私たち日本人が、世界の中で核兵器廃絶の中心に立ち、その運動を大きくさせよう」と述べました。
 

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