就労者全員が建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能者登録
岩手県大船渡市の山林火災に対する応急仮設木造住宅建設の現場では、建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能者登録を義務付け、71人の就労者全員が技能者登録を行いました。
4月22日、全建総連の髙橋住宅対策部長、石田副主任書記(事業推進室/CCUS担当)、寺尾職員(住宅対策部)が現場入りし、新しく発行されたCCUSカードを手渡すとともに、現場で説明会を開催しました。
説明会では、CCUSの目的(技能者の処遇、人材確保、生産性向上)や能力評価の重要性、就業日数の蓄積などについて詳しく説明。また、説明後には実際にスマートフォンを使い、履歴の登録を実演しました。
就労者からは「レベル判定についてもっと詳しく知りたい」「公共工事でカードリーダーのない現場では、どうすれば就業日数を蓄積することができるか」などの声が寄せられました。
そのほか、髙橋部長からは「工事も終盤を迎え、室内作業が多いが、気を抜くことなくヘルメットを着用し、最後まで安全作業を心がけてほしい」と呼びかけました。