要求を基礎に運動を続けてきた歴史を誇りに、処遇改善、担い手確保・育成へ
政府、政党、中央省庁、労組・団体・企業など448名が祝う
全建総連は11月19日、「東京プリンスホテル」で結成65周年記念式典・祝賀会を開きました。各県連・組合、政府、政党、中央省庁、労働組合、団体・企業、OB、顧問ら448名(11月26日現在)が出席しました。
記念式典の冒頭、オープニングムービー「65年の軌跡」を上映しました。続いて、主催者を代表して、鈴木委員長があいさつ。「1960年の結成以来、建設業で働く仲間の要求を基礎に、地位向上のために運動を続けてきた。1970年に国保組合を設立し、命と健康を守る制度を運営。近年では自然災害で被災された方々に、応急仮設木造住宅を建設してきた」など、65年の活動や成果を振り返りました。
一方、「若い人が建設業に入職してこない」という危機的な状況と課題を指摘。「建設労働者の雇用改善、担い手確保・育成を求める100万人国会請願署名に取り組み、120万筆に迫る署名を集め、昨年、参議院で採択。担い手三法の改正後、労務費の基準が12月に勧告・施行されることを足掛かりに、処遇改善を通じ、持続可能な建設業の実現にまい進していく」と強調しました。
次に、国土交通大臣、厚生労働大臣、そして自民、立憲、国民、公明、共産、社民の6政党の代表から、来賓あいさつを受けました。
記念式典の閉会後は、祝賀会に移りました。鏡開きは、蟹澤宏剛芝浦工業大学教授の発声で乾杯。旧交をあたためたり、名刺交換を行うなど、楽しく歓談。委員長、副委員長が登壇し、閉会のあいさつで決意を新たにしました。
《記念式典でごあいさつをいただいた、ご来賓》(敬称略)
金子恭之 国土交通大臣
上野賢一郎 厚生労働大臣
森英介 衆議院議員(自由民主党労政局長)
枝野幸男 衆議院議員(立憲民主党最高顧問)
古川元久 衆議院議員(国民民主党代表代行)
斉藤鉄夫 衆議院議員(公明党代表)
田村智子 衆議院議員(日本共産党委員長)
福島みずほ 参議院議員(社会民主党党首)