2024.03.27

工事順調 瓦上げも

新規登録者のCCUSカードを配布

界壁工事が進められている

 23 日の段階で、町野グランドゴルフ場仮設団地、南志見多目的グラウンド仮設団地の両現場で、最初に大工工事を開始した棟は界壁の施工、軒天の納めの段階まで進みました。棟によっては土台引き、建て方といったように順次工程が進められています。また、両現場とも次の工区の基礎工事も始まっており完了次第、大工工事に移っていきます。
 24 日は日曜日となり、一斉現場閉鎖日です。就労者全体で休養となりました。
 25 日も町野、南志見と共に工事は順調に進んでいます。進行が速い棟では今日から瓦上げが始まっています。電気工事の皆さんも工事に入りました。一方で、同時進行で土台引きを行う棟、棟上げを行う棟もあり、就労する皆さんが棟ごとのチームで協力しながらそれぞれの仕事を進めています。
 南志見の朝礼では、現場監督からの工程説明等の後、各棟の班長と監督によるミーティングが行われ、本日の作業の流れ等について確認していました。班長は監督と連携しながら従事するみなさんに、棟ごとの進捗に合わせた細かな指示を出す役割も担っています。
 また、今回の仮設建設への就労を機会に CCUS 技能者登録を行った方のカードを現場で配布し、受領した就労者は今後、カードリーダーでの就労履歴を蓄積できるようになります。
 参加している就労者からは、「初めて一緒に仕事をする仲間同士がほとんどという環境でのスタートだったが、意思疎通はじめ役割分担なども大分スムースになってきた感じがする。自分たちが施工している仮設住宅の完成を待っている被災者のためにも引き続き頑張っていきたい。社会的な意義も大きく、やりがいも感じている」「就労前は木造と言っても自身がやってきた大工仕事と勝手が違うのではないかと心配したが、実際に仮設の現場で仕事をしてみると迷うことなく対応することができた。様々な部位の作業に対応することができ、今日はこの棟の界壁のボード張りを行う。自身と同じ北陸の被災者が安心して生活できるようにスピード感を持ちながらも丁寧な仕事をしていきたい」と感想が寄せられています。