新築瑕疵担保責任保険団体制度(ゆうゆう住宅仕様)

新築保険を付保する上で、保険料割引や自主検査等で一般的なお申込みよりも有利な制度として「全建総連・新築瑕疵担保責任保険団体制度(ゆうゆう住宅仕様)」があることをご存知ですか。全建総連加盟組合の組合員が建てる戸建木造軸組住宅であれば、一定の条件をクリアすることで、この制度を利用することができます。まずは、新築住宅を請け負う(請け負った)際には、組合にご相談してみて下さい。そして、保険申し込みへと進めていきましょう。

全建総連では、従来から住宅保証機構の「まもりすまい保険」を取り扱う特定団体認定を受けていますが、2018年11月より、住宅あんしん保証の「あんしん住宅瑕疵保険」の認定団体制度の利用も開始しました。
以下に、それぞれの手続きについて説明します。

以下は、住宅保証機構「まもりすまい保険」の説明となります。

《全建総連・新築瑕疵担保責任保険団体制度(ゆうゆう住宅仕様)とは》

全建総連・新築瑕疵担保責任保険団体制度(ゆうゆう住宅仕様)とは、住宅保証機構株式会社(以下、住宅保証機構、という)の新築瑕疵担保責任保険(通称「まもりすまい保険」)が適用される新築瑕疵担保責任保険を取り扱う制度です。
その大きな特徴としては、

  • 保険料が標準料金よりも一定程度の割引が受けられます。
  • 基礎配筋工事完了検査は、全建総連の団体検査員による団体自主検査を選ぶことができます。

特に、住宅の施工者・設計者の中で全建総連の団体検査員の資格を有する方がいる場合は「自ら団体自主検査を行う」ことができます。例えば、悪天候等による突然の工期変更にも検査日を柔軟に変更ができるなど、その高い利便性が大きな特徴となっております。
この制度を利用して保険を申し込むには、主に、「保険契約申込者が全建総連加盟組合の組合員」「戸建の木造軸組住宅」「基礎の立ち上がりが400mm以上(※1)」等の最低限の要件を満たしていただきます。特に、住宅設計では、住宅保証機構ならびに全建総連が定める各設計施工基準を満たしていただくことになります。申込方法も含めて、詳しくは組合へご相談下さい。

(※1)建物の高さ制限を理由に基礎の立ち上がりが400mm以上にできない場合は、建物の耐久性向上を図ることで基礎の立ち上がりを300mm以上にすることができます。詳しくは、組合へご相談下さい。

《保険契約申込の関連書類》

上記の関連書類の他に、複写式の書式やパンフレットなどの印刷に対応できない書類がありますので、所属先の組合に資料請求をお願い致します。

《組合担当者向けの関連資料》

《団体検査員の皆様まもりすネットの現場検査画面について》

第一回現場検査(基礎配筋工事完了検査)を行う際に扱う住宅保証機構(株)の瑕疵担保責任保険管理システム「まもりすネット」の操作方法について、詳しくは全建総連住宅対策部へお問い合わせ下さい。

《お問い合わせ先》

全国建設労働組合総連合(全建総連)住宅対策部
〒169-8650
東京都新宿区高田馬場2-7-15 3階
電話:03-3200-6221(代表) / FAX:03-3209-0538
Email juutaku@zenkensoren.org